借金するのに保証人不要!?キャッシングがこんなに流行るワケ

個人向けの融資サービスであるキャッシングは世代、雇用体系を問わず、多くの人に利用され、その認知度は高まる一方です。それにはもちろん頻繁に目にするテレビコマーシャルや広告も一役買っていますが、キャッシング自体の利便性の高さ、手軽さが最も大きな要素としてあると考えられます。

キャッシングがこれほど流行る背景には、同じような融資商品が他にないということが理由としてあります。その一番の特徴は、無担保・無保証であるという点です。キャッシングの前身であるいわゆるサラ金が登場する前は、融資と言えば担保や保証人を付けるのが常識でした。身一つでお金を借りるということは出来なかったのです。保証人となると連帯して借金の責任を負うことになるため、誰にでも頼めることではありません。実際問題トラブルも起きやすく、この保証人というシステムは融資を申し込む際の1つのハードルとなっていました。この保証人を不要にしたことは間違いなくキャッシング利用者を増やす結果を呼び起こすことになったと言えます。

保証人というのは、融資を行う側が貸し倒れのリスク回避のために設けた制度です。では保証人不要のキャッシングはそのリスクを放置しているかというと、決してそういうわけではありません。キャッシングでは保証人を立てる必要が無い代わりに、利息を高めに設定するというやり方で貸し倒れリスクを軽減しています。高めの金利を返済時に毎月支払ってもらうことで、元金を回収できなくても損が少ないようにしているのです。かつてはその利息が高すぎて、かえって問題になったこともありましたが、近年では法律で規制されている以上の利率を設定することはできなくなっています。キャッシングはより利用者に優しいサービスへと進化していっているのです。

自分の条件さえ適していれば借り入れができるキャッシングは非常に便利です。流行るのも納得というところですね。ただし借金であることは事実なので、やみくもな利用は危険でもあります。上手な付き合い方を知り、有効活用してください。

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